足を運ぶこと
あんまりブログを有効活用できていないのですが、眠れないので宣伝をしようかなと思います。
フィグス2『夢遊トリップ』
10月13日(金)〜10月15日(日)
@パフォーマンスギャラリー&カフェ絵空箱(神楽坂)
チケット 1700円(前売/当日共)
本番まで2週間を切り、ここからどんどん詰めていく作業です。
(これを読んでいる人は多分Twitterからいらしているでしょうが)Twitterを見ればわかる通り、今回は大分攻めた、というか、積極的にプランを立てて稽古に臨んでいます。
わたしは自分の意見をいうのがあまり得意ではありません。例えば7月末のテアトル無宿×肉汁サイドストーリーでは共演させていただいた諸先輩方のお力もあり、あまり奇をてらった事はしないようにしました。5月末のねこのしたでは、演出の久保くんが明確なプランを示してくれたので、それにいかに近づけるかを重視していました。
フィグスさんは今までと比べると出演者の年齢が近く自由度の高い現場なので、毎回試行錯誤を繰り返しています(もちろん、脚本や演出でキャラクターがきちんと作られているからこそ、それを壊さないギリギリを狙っていくことができるのですが)。
とはいえふざけているだけでもうまくはいかないし、これは偏にわたしの力不足から来る問題ですが、ひたすら脚本通りにセリフを読んでも味気ないし、ということで難しさも感じています。
(ここから本題)
舞台の良さとかわたしはうまく伝えられないし、なんで表現の場として舞台を選んだのかも言葉にするのは難しいです。
映画と比べたら高いし、ポップコーンは食べられないし、回によってはミスが多いこともあるし、ていうかなんならTSUTAYAでDVD100円で借りられるし。
フィグスのチケットは前売当日共ワンドリンク付きで1700円。レンタルDVD17枚。こう書くと高く感じる。お金をいただくということの重みを実感します。
それでもわたしは舞台に立つ以上、観に来てね、と言わざるを得ません。実際にその足で劇場に来て、その手でお金を支払って、その目で観るまでどんなお芝居かは分からないけど、ミスをしてしまうかもしれないけど、観に来てね、と言わなきゃいけないと勝手に思っています。
そして少なくともそれに見合うだけのことはしなきゃな、とも思います。
ギリギリまでより良くするための努力を重ねて、DVD17枚……は無理でも、DVD何枚かには勝てるようなものを作りたいなあと。
あ、でも今の段階でも間違いなく言えることがあるとすれば、この作品は後から何度も観返すことはできません。たった5回きり。
そこにどれだけ価値を生み出せるかはわたしたち次第ですね。
なんかまあ、要するに、なんていうか、観に来てねっていうことです。
劇場まで足を運んで、お金を払って、その目で観てください。
後悔させないよなんてかっこいいこと言えないけど、がんばってますがんばります。
Twitterでフィグスさんの話が出るときによく言われる「性癖」という言葉、あらすじの難しそうな感じ、わたしはぶち壊しにかかってます。壊すだけじゃないけど。その辺の試行錯誤の痕をドリンク片手に眺めるのもひとつの楽しみ方なのかもしれません。
ではではでは。