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あこがれの話

不意に、「立ってみたい劇場はありますか」という質問に答えられなかったことを思い出した。

今日稽古をしていて、私にとって劇場はそんなに重要な要素じゃなかったからなのかなあと気づいた。

初めて「演劇」を観たのは中学3年の3月、進学先の高校の演劇部がやっていた自主公演を観た時のこと。

誘われて行っただけで何の興味もなかったのに、会場の図書館を出るときにいつになく興奮していたのを今でも覚えています。

その時の演目は野田秀樹の『赤鬼』で、3人の役者と録音した音声、照明のネタ(分からなかったら検索してください)で登場人物を描いていたことに衝撃を受けたのでした。

舞台装置は何もなくて、足りない情報は想像で補って、その想像と脚本がひとつの結末に収束していく様がめちゃくちゃ面白くて、演劇をやってみたい!と思いました。

後日DVDで『赤鬼』を観たんですが、最も出演者の少ない日本バーションでも4人出演者がいて、3人で上演するための工夫がすげえ〜と思った覚えがあります。

COMBO×COMBOは、その時の感覚を思い出す現場です。

今まで振りを作る瞬間に立ち会ったことがほぼないんですが、今回はそれを常に見られる環境なのです。

で、ダンスに影響されて演出がついて、芝居に影響されてダンスが変化して、みたいなことの連続で、全員で作品を作っているという実感があります。

自ら足りない部分を想像していくことで情景が浮かんでくる分、想像する、っていう前のめりな姿勢に観客を持っていけるかどうかが鍵だな、とも。

演劇を始めてから、始める前は知らなかったいろんな面白さを学んで、5年ぶりに原点に帰ってきた感じです。

想像してほしい。想像させたい。

言葉では語られない部分まで、全部見逃さないでほしい。

5年前に小さな図書館から連れ出してくれたように、みんなとd-倉庫から飛び出していきたい。

立ってみたい劇場はないけど、表現したいものはある。ワクワクするなあ。

日暮里から歩いて西日暮里まで行くとおいしいものもあるらしいし、楽しみです。

よろしゃす。

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COMBO×COMBO 2nd Performance 

『星空との出逢い』

[脚本・演出・振付] 井草佑一

[出演]

瀬戸貴彦

松田亜依

井本みくに(奇テ烈と彼女)

山田ロン

大橋純七

彦田かおり(劇団VS.)

小林ありさ

和樹詩(FPアドバンス)

鈴木勇士(A-Phone)

小川しおり(ICHIBANGAI-Dance Studio-)

後藤もも

鈴木玲

武田摩耶(Nect)

蓮子奈津美(マドモアゼル・シネマ)

[日程]

2018年1月26日(金)〜28日(日)全6ステージ

1月26日(金)15:00/20:00

27日(土)14:00/19:00

28日(日)12:00/17:00

※受付は開演45分前、開場は開演の30分前を予定しております。

[会場]

日暮里d-倉庫

〒116-0014 東京都荒川区東日暮里6-19-7

日暮里駅JR南改札口より徒歩7分

[チケット]

前売一般:3,000円

前売学生:2,000円

※当日券:各+200円

※学生の方は受付にて学生証のご提示をお願いいたします。

※日時指定・全席自由

[ご予約]

https://www.quartet-online.net/ticket/hoshizora?m=0dhaehj

[お問い合わせ]

Mail:combocombo2013@gmail.com

Twitter:@combocombo_13

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