明日が来ても、きっと
やっと終わったという気持ちと、終わってしまったという気持ちとが綯交ぜですが。
遅ればせながらCOMBO×COMBO 2nd Performance『星空との出逢い』全ステージ無事に終演いたしました。ご来場いただきました皆様、共演者ならびにスタッフの皆様、当公演を気にかけてくださった全ての方に、心から感謝しております。本当にありがとうございました。
正直語りつくせないくらいいろんな思いがあってさ、なんか柄にもなく宣伝たくさん送ったりしたし、精神的に参ってたりしたし、胃潰瘍だったし、激やせしたし。
でもやっぱり、辛いことも苦しいこともたくさんあった上で、参加したことに後悔はないです。
アラはもちろんありましたが、自分が演劇を始めた時のワクワクする感覚を思い出させてくれたこの団体に、今後も新しい作品を生み出していってほしいと心から思います。
「今日が終わっても、きっと」というセリフを、いつかの通し稽古で主演の瀬戸さんが「明日が来ても、きっと」と言った事がありました。
2時間出ずっぱりでダラダラ汗を流して、そんな中で出て来たその言葉は本物の希望だな、と密かに胸が熱くなったのを覚えています。
生きている言葉に触れられて、演劇をしているってこういう事だよなって、よくわかんないけど思いました。
実感は全然ないけど、今まで観た中で一番良かったと言ってくださる方がちらほらいたりしてすごく嬉しかったです。
実感ある方が困るか。
いい俳優だなんて口が裂けても言えないけれど、少しずつ、少しずつ、もっともっと成長していけたら。
チェキや差し入れ等もありがとうございました。実は楽屋で差し入れすごいねって言われて、私のお客様はすごいんだぞって勝手にドヤ顔してました。ごめんなさい。
本当は初日の夜にめちゃくちゃ泣いたのに、終わったらケロっとした顔して寂しいなんて言うんだから現金なもんですよね。
演出の井草さんがきちんと話を聞いてくださったおかげで、こうして楽しかったと言い切れる作品になりました。違う人が演出を務めていたら、言えないまま終わっていたかもしれません。
それから方言指導・郡上おどり指導として、縁もゆかりもない地方のことを丁寧に取材し、作品の根幹をなす要素として取り入れていただいたことに心からの感謝を。
本当にありがとうございました。
ブログでたくさん思いの丈を綴ってきた作品の終わりは、やっぱりブログでしたかったので。
ブログで宣伝してきた事がプレッシャーになったり、呼んだお客様の数に、チケット代に見合う演技なのかと悩んだり、ブログなんか書かなきゃ良かったと思うこともたくさんあったけど、日暮里d-倉庫での3日間はただただ楽しかった。
私がここに綴ってきた言葉もこの作品も、少しでも誰かの人生を豊かにする事ができていたら幸いです。
本当にありがとうございました。また、どこかで。
南郷小夜役 井本みくに
(苗字教えてもらったの私だけだと思うのでここで自慢しときます)
これKREVAのポーズパクって「COMBO×COMBOのKです!」っていじってたんですけど、本当は1年前の奇テ烈と彼女でも「キテカノのKです」ってやってました。パクリな上に手垢のついたネタです。すいません。