まじめな話

またもや宣伝です。

なんでこんなに舞台の宣伝をするのか、ぬるっと説明しようと思います。

お金の話とかは団体によって千差万別なので置いておくとして（下世話な話が聞きたかった人はごめんなさい）、どの作品も満員の客席とともに迎えたいという思いはきっと公演に関わる人なら誰しも持っているんじゃないかと思います。

だから別に今回の作品だけというわけじゃないんだけど、私にとってこの作品がほんの少しだけ特別なのは地元岐阜県が舞台であるということ。

多分、多分ですけど、地方から出てきた俳優が地元の方言や文化を舞台上で披露する機会ってほとんどないんじゃないかと思います（自分が脚本・演出を手掛けでもしない限りは）。そんな棚ぼたが降ってきたわけです。落ちてきた？まあどっちでもいいか。

私にとっては普段舞台上では絶対見せない部分なので、なんか実家を見られるような気持ちです。ドキドキ。

ところで、私の地元は『星空との出逢い』の劇中に登場する郡上市八幡町まで車で1時間ほどの場所にあります。

高校進学の際、ガチガチの進学校には行きたくないと思った私は、10km近く離れた隣町の高校に通うことを決めました。

私の地元で唯一、演劇部のある高校でした。

そして高校のある岐阜県美濃加茂市は、早稲田大学文学部と縁のある坪内逍遥のふるさとでした。

今でも毎年夏に早稲田の学生サークルが野外公演を行っています。

母校の演劇部が強かったかというとそうではないし、全国大会に行くような強豪校（高校演劇には大会があります）は他にいくつもありましたが、演劇をやる上では恵まれた環境にあったと思っています。

熱心な講師の先生のおかげで音響や照明の機材もかなり充実していました。

何でこんな話をしているかというと、私が演劇部をわずか1年で辞めてしまったからです。

辞めた理由は大したものではないのですが、恵まれた環境にありながら最後までやり抜けなかったことが3年経った今でも心残りです。

地元と縁のある早稲田大学を志したのも、大学で再び演劇を始めたのもそれが引っかかっていたからかもしれません。

東京で演劇を続けることで、地元に何かしらの形で恩返しができたらとずっと思っていました。

といってもこの3年ほどでできたことは大学の広報誌のインタビューを受けたり、富山県へ記事の取材に行ったりと、活躍を家族に知らせる程度でしかありませんでした。

だからこそ、今回の作品はようやく地元に対してきちんと演劇という形で向き合えるチャンスだと思っています。

そして、なんかイマイチ目立たないけど本当は素敵なところがたくさんある岐阜県のことを、作品を通してみなさんに知っていただける機会です。

もちろん岐阜の良さを伝えるだけの公演ではありませんが、作品の中で描かれる岐阜県に少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。

しつこく宣伝するのを許してください。気が向いたら、観に来てください。

いつもそうだけど、結構気合い入れているのでたくさんの人に観てほしいんだよという話でした。

とりとめもない話を最後まで読んでくれた人、らびゅ！いつもありがとうございます！

テンプレ宣伝文も貼っておくぜ！

予約もここから出来るぜ！

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COMBO×COMBO 2nd Performance 『星空との出逢い』 ［脚本・演出・振付］　井草佑一 ［出演］ 瀬戸貴彦 松田亜依 井本みくに（奇テ烈と彼女） 山田ロン 大橋純七 彦田かおり（劇団VS.） 小林ありさ 和樹詩（FPアドバンス） 鈴木勇士（A-Phone） 小川しおり（ICHIBANGAI-Dance Studio-） 後藤もも 鈴木玲 武田摩耶（Nect） 蓮子奈津美（マドモアゼル・シネマ） ［日程］ 2018年1月26日（金）〜28日（日）全6ステージ 1月26日（金）15：00／20：00 27日（土）14：00／19：00 28日（日）12：00／17：00 ※受付は開演45分前、開場は開演の30分前を予定しております。 ［会場］ 日暮里d-倉庫 〒116-0014 東京都荒川区東日暮里6-19-7 日暮里駅JR南改札口より徒歩7分 ［チケット］ 前売一般：3,000円 前売学生：2,000円 ※当日券：各＋200円 ※学生の方は受付にて学生証のご提示をお願いいたします。 ※日時指定・全席自由 ［ご予約］ https://www.quartet-online.net/ticket/hoshizora?m=0dhaehj ［お問い合わせ］ Mail：combocombo2013@gmail.com Twitter：@combocombo_13 ▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲